資料に説得力を出したい…。
ネットに出ていることの根拠が知りたい…。
最新の知識が知りたい…。
Googleだけでそれを叶える方法を教えるよ!!
- 「Google scholar」を使って無料で世界中の文献にアクセスしよう!!
「Google Scholar」とは?
「グーグルスカラー」と読みます。
これは学術的な調べものをするときには絶対に使うべき、Googleの中でも特に優秀な機能です。
Google Scholar(グーグル・スカラー)は、ウェブ検索サイトのGoogleの提供する検索サービスの一つ。主に学術用途での検索を対象としており、論文、学術誌、出版物の全文やメタデータにアクセスできる。Googleはそのデータベースのサイズを公開していないが、第三者機関の調査によれば、2014年5月時点、約1.6億の文章が含まれると推定される。
Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/Google_Scholar
これ、すごいんですよ。
これまでは、たくさんの文献検索サイトを行ったり来たりしないと集められなかった多くの文献が、ワンストップでたどり着くことが出来るんです。
それだけじゃなくて、通常の検索だと、同じ文献が違う形でいくつも表示されてしまうけど、グーグルスカラーを使えば、1つの文献は1つしか表示されないので、検索ワードにいくつの文献が引っかかったのかを、より正確につかむことが出来ます。
トップページの標語「巨人の肩の上に立つ」(Standing on the shoulders of giants)は、12世紀のフランスの学者シャルトルのベルナールの言葉とされるもので、現代の学問は多くの研究の蓄積の上に成り立つという意味である。
Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/Google_Scholar
これは、東京大学教授の西成活裕先生が本の中で言っていた「叡智(英知)のバトン」ことですね。
偉人からのバトンを受け取る行為が「勉強」であって、そのバトンを使って新たな課題解決に挑戦することが「研究」や「開発」や「思考」である。
つまり、過去に分かっていることは堂々とパクってショートカットして、そのうえで、新しい問題を解決することに集中しなさい!!という教えです。
いや~身につまされます。
こんなこと言われたら、勉強しない理由がなくなっちゃうじゃないですか。
え~それでは、さっそく具体的な使い方を、例を踏まえて教えていくね。
今回検索するのは…子供にはどの程度プロテインを飲ませてもいいのか、です(笑)
「Google Scholar」の使い方
「Google Scholar」を立ち上げる
立ち上げる、と言っても、単純にGoogleで検索して、クリックするだけです。
「Google Scholar」と英語表記でもいいし、「グーグルスカラー」とカタカナでもいいです。
試しにひらがなで検索しても、ちゃんと1番上に出てきました。
さすが、公式。
検索ワードを入力
検索窓に、キーワード、著者名、雑誌名など、調べたい語句を入力してください。以上です。
今回は、「タンパク質摂取量 年齢別」で検索してみました。
見たい文献を選択する
このキーワードでは、6,950件もの文献がヒットしました。
こんな膨大の量の文献は読めませんので、実際には、更に検索ワードを加えたり、期間を指定してより最新の文献のみを表示するなどして、10~50程度になるまで検索を繰り返します。
今回はあくまでもサンプルなので、トップで出てきた中で1番それっぽいのを選びます。論文名の横に[PDF]と書かれていれば、クリックするだけで原本を読むことが出来ます。
掲載されているサイトにもよりますが、今回の掲載元であるJ-STAGEでは、無料で文献をダウンロードできるものが多く、非常に便利です。
文献を読む
7歳~8歳の女児を対象にすると、1日当たり、だいたい30~35gのタンパク質の摂取が推奨されていました。
鶏ささみ肉が100gあたり23g程度と言われているので、7~8さいであれば通常の食事で十分に推奨量を摂取することが出来そうです。
一方で、12歳以上となると、50gを超えるタンパク質が必要になるようです。
部活などでかなり活発に動いたりするとはいえ、MYPROTEINをコップ1杯飲むと20gのタンパク質+牛乳に含まれるタンパク質が摂取されることになるため、コップ1杯を飲むのはあまり良くなさそうですね。
中学生くらいになったら、肉や豆腐など食事からの摂取を基本にしつつ、1日を通してタンパク質が少なかったと感じる日に限っては、数口飲む分には問題なさそうです。
ただし、この文献では明確な上限は設定されていなかったため、更なるリサーチが必要そうですね。
もっと細かい検索方法もあるのですが、今回はGoogleScholarを使っていない方に向けての簡単な紹介にとどめました。
詳しい情報がご希望であれば、コメント欄かお問い合わせにてお尋ねください。
文献検索で、毎日をちょっと豊かにする。